Q931. 九州大学伊都キャンパスツアーにも参加して子供も九州大学への進学に大変興味を持っていましたが、気になるのが九大学研都市駅からの通学です。
この「九大への提案 Q-ポスト」を拝見するとバスの減便や自転車の通学による違法駐車などの諸問題がいくつか書いてありましたので、新キャンパスへのアクセスについて提案を行いたいと思います。
次世代交通システム「自走式ロープウェイ Zippar」を九大学研都市駅~伊都キャンパス~ウエスト5号館~昭和自動車伊都営業所まで結ぶ路線の検討をして頂きたいと思います。
Zipparは神奈川県秦野市、福島県南相馬市、沖縄県豊見城市などの地方自治体との協定や多くの企業との連携など今後有望な次世代交通システムと言われています。
九州大学としてもこのZipparの導入に向けた検討を行うために福岡市と一緒になって伊都キャンパスの新たなまちづくりのために、ご検討をよろしくお願いいたします。
A931. ⾃⾛式ロープウェイのご提案をありがとうございます。
初期費⽤や輸送⼒、運用面などの課題を踏まえつつ、今後の交通対策等の参考とさせていただきます。
貴重なご意見ありがとうございました。
(施設部施設企画課)
Q930. イーストゾーンを日頃利用している在学生です。
イーストゾーンにもコンビニエンスストアなどの生協以外の店舗テナントを導入して欲しいです。休日や売店の閉まっている時間帯に学校や図書館を利用する時に、食べ物を買うためにセンターゾーンや九大新町のコンビニまで行かないといけないのは不便です。また、学食を利用したり売店でお弁当を買ったりする際も2限終わりの時間は長蛇の列に並ばなくては行けないので不便です。
コンビニなどの導入が厳しいようであれば、製図室前などにパンなどの軽食を買える自動販売機の導入を検討して頂ければ幸いです。
A930. ご意見ありがとうございます。
いただいたご意見は、イーストゾーン生活支援施設(食堂、カフェ、売店)の次回の運営事業者選定の際の参考とさせていただきます。
なお、食堂(ビッグスカイ)において昼食時間帯に発生していた長蛇の列については、今年の10月頃より運営事業者(九大生協)にて注文時の動線の工夫を行うなどして改善が見られる状態にありますが、今後も利用状況を注視して参ります。
(学務部学生支援課)
現在、イースト2号館1階のインナーモールに食品自動販売機等を設置しております。
ご利用いただければ幸いです。
(人文社会科学系総務課)
Q929. 修士2年の在学生です。
九州大学が進める、施設の命名権売却に反対します。石橋学長は
「命名権の売却益自体は小さくても、企業とウィンウィンの関係になれる取り組み。企業からの寄付や産学連携などにもつなげ、教育や研究にかかる費用を補いたい」※
とのコメントをしていますが、民間企業との間の財政面での利害関係を拡大することが学問の独立性を侵害する危険があると考えます。
売却益が些細であるならば、金銭の取引がある理由が見当たりません。額面によって大企業を優遇することにも疑問があります。
対案として下記を提案します。
【候補①】命名権の売却を廃止する
【候補②】「売却」ではなく「提携」のみにし、金銭の取引をなくす
【候補③】企業規模によって売却金額を調整する
※朝日新聞 2023/10/29 朝刊1面(東京版)
A929. 本学が行う命名権売却について、ご意見ありがとうございます。新聞記事をきっかけに命名権売却を知っていただいたこと、嬉しく思います。
本学では、教育・研究環境の充実、人材の育成、社会貢献など、大学をより魅力的なものにしていくため、様々な方策により財政基盤の強化を図ることとしており、その一環として外部資金獲得の増加に取り組んでいます(※)。
施設命名権の売却については、総長コメントのとおり、1件1件の金額は大きなものではありませんが、それをきっかけに新たな寄附や産学連携といった、さらなる外部資金の呼び込みにつながることも期待されており、外部資金の獲得には大きな意味がある取組です。
ここでの「さらなる外部資金の呼び込み」については、契約に向けたやりとりの中で、本学の教育・研究に関する理解を深めていただき、新たな共同研究契約などへの発展を期待するものです。当該施設にロゴや企業紹介ポスターを掲示するなどの装飾を施すことを許可する、学内掲示物や印刷物に当該愛称を記載する以外に、命名権売却先の企業に対して何らかの便宜や利益供与を行うものではありません。
ついては、命名権の売却に伴い、ご懸念の学問の独立性に対する侵害は生じないものと考えています。
なお、命名権の売却にあたっては、当該施設の広さや用途などを勘案して希望額を設定の上、広く公募を行い、契約相手方と契約金額を競争により決定しており、ご提案の【候補③】に対応した形となっていることを申し添えます。
※厳しい財政状況の中で質の高い教育研究環境を確保し、大学の理念やアカデミックプランを実現するため、施設についても戦略的なマネジメントが求められており、施設命名権の売却はその好事例として、文部科学省「戦略的な施設マネジメント実践事例集2019」にも取り上げられ(本学の事例ではありませんが)、多くの国立大学で行われているものです。
(財務部財務企画課、施設部施設企画課)
Q919. 学内のトイレに設置してあるハンドドライヤーについて、お願いです。
ハンドドライヤーについては、コロナウイルス感染拡大を機に稼働を停止したまま、現在に至っております。しかしながら、巷の商業施設等に目を向けますと、安全性を確認の上、既に稼働再開している施設が多数と思われます。
つきましては、学内のハンドドライヤーについても、定期的な清掃等、衛生面に配慮の上、稼働再開しても良いのではないかと存じます。利便性向上はもとより、せっかく設置した設備が使われないというのは勿体無いと思います。
もし、その他の事情により再開が今後も長期的に難しいのであれば、ペーパータオルの設置等もご検討ください。
また、併せてハンドドライヤー未設置のトイレ(中央図書館等)への設置もご検討頂きますようお願い申し上げます。
A919. ご提案有難うございます。
本学においては、令和5年5月8日の新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付け変更以降、感染対策等については大学として一律に実施するのではなく、文部科学省や厚生労働省から発出されている通知等を参照し、各部署において適切に対応することとしています。
ご指摘のありました学内のトイレに設置してあるハンドドライヤーの稼働、あるいはハンドドライヤーを稼働させない場合のペーパータオルの設置等についても、各部署の判断に委ねているところです。
現在のところ費用の面から、中央図書館にハンドドライヤーを設置する予定はありませんが、いただいたご提案につきましては今後の環境整備の参考とさせていただきます。
ご理解のほどお願い申し上げます。
(総務部環境安全管理課、附属図書館利用者サービス課)
Q917. 普通入構証を持ち、自動車通学をしている学生です。
普通入構証の購入の際に駐車場の案内が全くなかったため、正規の駐車場と違反駐車になってしまう場所の区別がつかなくなる場合があります。
そのため、以前駐車場の一部と思われる区画に駐車をしていたところ、不本意ながら違反駐車の認定を受けてしまいました。
これは事前に案内がなされていれば生じなかった事象でありますので、大学は普通入構証の発行の際に、正規の駐車場の位置を示した案内を行うべきであると考えます。
また、ウエスト2号館や4号館など付近の駐車場が常にキャパオーバーの状態になっておりますので、こちらの改善もお願いしたいです。
A917. ご意見ありがとうございます。
伊都キャンパスの学内駐車場におきましては、入構証交付の際に「構内における注意事項のチラシ」を配布し、自動車は白線の内側に駐車するようお願いしております。
白線外への駐車は違反として扱われることになりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
また、駐車場がキャパオーバー状態になっている件につきましては、今後の駐車場整備、及び交通対策等の参考にさせていただきます。
(施設部施設企画課総務係)
Q916. 大学がホームページで公表している癌の研究内容(炎症による本人の体の異物排除を利用する治療)に感銘を受けました。
少ない額ですが研究の寄付をしたいと思いました。
研究内容の公表ページに外部からの寄付できる仕組みを作ってほしい。
A916. 本学の研究にご関心をお寄せいただき、心より嬉しく思います。
また、ご寄附についてお考えいただき、さらには、本学のWebサイトにおいて研究成果を公表しておりますページ上でご寄附をいただける仕組みについてご提案いただき誠にありがとうございます。
本学のWebサイトを、ご覧いただいた方にとって、わかりやすいものとなるよう、今後のWebサイト構築の参考とさせていただきます。
なお、本学の教育研究、診療等に対する支援等をはじめ、本学へのご寄附につきましては、Webサイト上部にあります「大学への寄附」のページ(https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/university/donation)をご参照いただきますようお願いします。
今後とも本学の取組にご注目いただきますようお願いいたします。
【総務部広報課】
Q912. センターゾーンの教室には、コンセントの差し口が前方にしかない(イーストゾーンの教室には、各机ごとに設置されている)。
パソコンの充電が切れると授業に参加できないもしくはとても不便になるので、センターゾーンの教室にもコンセントを増やしてほしい。
A912. センターゾーンの各教室の電源コンセントは基本的には教室内に設置の機器や授業担当教員が持参したパソコン等の操作及び清掃作業のために設置されています。
パソコンによる受講を便利よくするために、センターゾーンの教室の固定机に電源を設置することについては、床下に電源コードを配線できる構造ではないため、床下の構造及び固定机に大幅な改修が必要であり、費用面で検討を要します。また、可動式の机に電源を設置した場合も電源コードの配線とコンセントの設置が課題となります。このような設備上の問題もあり、必ずパソコンを自宅で充電した上で持参するよう、基幹教育履修要項で案内しています。
なお、モバイルバッテリーの利用など、パソコン電源の確保について今後検討してまいります。
Q905. キャンパス内の樹木についてのお願いです。
イーストゾーンの中庭には記念樹の類がいくつかありますが、それらにもっと注意を払い、適切な管理をしてください。
箱崎からの移転の際、立派なシンボルツリーであった櫂の木をあのような状態にされてしまったことは本当に遺憾でした。
更に、「安全の誓い」の碑の周辺に箱崎から移植した梅がありますが、周辺に雑草が茂ったり、宿木に寄生されたり、いつ枯れてしまうかと心配です。
せめてそういった記念樹的な植物だけでも、優先してきちんと管理を行ってください。
かつて「箱崎に緑を」と仰った先生がいらっしゃったように、キャンパス内に木々があることは非常に重要です。
それら一本一本に愛着を持った学生、教員がいることをご理解下さればと思います。
A905. 樹木管理に関するご意見、ご指摘ありがとうございます。
楷の樹につきましては、移転前に専門業者による枝剪定や根回し等、移植のための準備作業を慎重に実施するとともに、不測の事態も考慮して、接ぎ木による苗木を育て対処してきたところですが、イーストゾーンは水はけ等土壌の状態が思わしくなく、順調に成長しているとはいえない状況です。
このことから、昨年、接ぎ木により成長した別の苗木2本をイーストゾーン内の別場所に植樹し、専門業者による剪定や施肥等の生育管理を行いながら、今後の成長を注視しているところです。
また、梅の木周辺のみならず、樹木周りの雑草等につきましても、大学全体の管理計画に基づき定期的な除草を実施するとともに、人社系部局独自でも作業員による草取りや枯葉処理等の手入れを行っております。
春から夏にかけては雑草の成長も早く、作業が追いつかない時期もありますが、出来る限りの管理を徹底し、適切なキャンパス整備に努めていきます。
【施設部施設管理課】
Q906. 伊都キャンパスと筑紫キャンパスを結ぶバスは、授業のためのピストン輸送はありますが、サークル活動やその他のキャンパスでのサービスを受けるための通学には運用されていません。
公共の交通機関では片道940円、往復で2000円近い交通費がかかります。
週に一度通うとしても多大なる出費となります。
また、筑紫キャンパス付近には寮もなく、伊都キャンパスの学生に比べて費用負担が大きすぎます。
学部によってこのような偏った対応はおかしいと思います。
キャンパスを行き来するための交通費について補助金を補填することを提案します。
また、筑紫キャンパスにおいては食堂等が少なく、メニューの料金もかなり高いようです。
生協のミールカードも利用不可とのことで、このようなキャンパスによる差別はあってはならないのではないでしょうか。
できるだけ早急に、生協サービスは伊都キャンパスと同等のものを受けられるようにして頂きたいと思います。
A906. サークル活動等のため病院地区、大橋地区や筑紫地区から伊都キャンパスへ通っている学生に対する交通費の支援は行っておりませんが、大学公認サークルに対し、課外活動備品の支援や九州大学学生後援会からの助成金支給などの支援を実施しているところです。
食堂等については、各キャンパスの規模や利用者層などを考慮して設置数や運営事業者の決定を行っているところです。
現在、筑紫キャンパスの食堂は「生協」ではなく、「ぞんね」という業者が運営しています。
メニューの価格は事業者が学生等への負担に配慮した上で設定していますが、各種原材料の高騰等がある中で、従来から、より多くの者が利用する定食メニューの価格を低く抑えるなどの工夫を行って運営しているところです。
今回いただいたご意見も参考に、食堂等の運営事業者には、学生等への負担に配慮したメニューや価格の設定について、今後も継続してお願いして参ります。
なお、生協のシステムであるミールプリペイドは「ぞんね」の運営する食堂では利用ができませんが、筑紫キャンパスで生協が運営している売店においては食料品の購入にミールプリペイドのご利用が可能です。
【学務部学生支援課】
Q904. 九州大学の学生です。
伊都キャンパスへの通学方法は自転車が半数以上で最も多いのです。
しかし自転車でも約20分かかり、九大前の坂は長く自転車で漕ぐにはかなり身体に負荷がかかり、直後の授業への集中に悪影響を及ぼしかねません。
伊都キャンパスの付近かつ坂の下に大規模な駐輪場を建設し、そこを無料バスで結ぶのです。この方法によって自転車で坂を登る必要がなくなり、坂を自転車で登ることによる九大生の負担が減るだけでなく、伊都キャンパス付近の空き地を有効活用できると思います。
また坂の下の駐輪場を自転車専用、坂の上の駐輪場をオートバイ、原付用の駐車場とすることで、駐輪場の逼迫問題をも解決できると思います。
その他にも九大センターゾーン前バス停は自転車レーン内にあって危険なので、自転車の交通量が下がることによって、事故が起こるリスクも軽減できると思います。
一学生の戯言ですが、ぜひご検討お願いします。
A904. ご提案いただきました内容については、財政面など検討すべき課題が多く、早期の実施は難しいですが、今後の交通対策等の参考とさせていただきます。
貴重なご意見ありがとうございました。
【施設部施設企画課】