Q813

[教育][その他]

本学GPA制度について
私は九大に在学している学生ですが学内投稿フォームがエラーを吐いたのでここで投稿します。GPA制度についてですが問題がある制度だと思います。奨学金の継続に際し参照されるのは理解ができます。低めのGPAはとることが容易いと思います。しかしながら留学や研究室の配属にGPAを参照することは私としては良くないと思います。同じ科目でも担当教員によりA獲得難易度に大きな差がありGPAの少しの差で留学のしたい国に行けなかったり希望する研究室に行けなかったりします。不確実な制度で学生側が莫大な損害をこうむる可能性があるのではないでしょうか?また山川賞というものもありますがそれよりは金額をさげてより多くの学生にチャンスを与えるのではダメなのでしょうか。資金面に苦しむ学生は私を含む博士課程後期学生を始め周りにも沢山います。また先程の留学についてですがこれこそプレゼンを行えばいいと思います。

A813

○GPA制度について

ご指摘の内容は、担当教員によりA獲得難易度に大きな差があるため、GPA制度において、学生間で不公平が生じていると理解いたしました。
教員による難易度の差については、科目共通のルーブリックを活用した評価基準の明確化を要請しており、学生に対して不公平が生じないよう今後も善処していきます。
本学のGPA制度はグローバル化時代における国際的な成績評価システムとして平成19年度の入学者から導入された制度です。
平成27年度の入学者から適切な到達度評価を行うため、シラバスの項目を改定するとともに、新たにルーブリックを作成し、評価基準を明確に、より適切に成績評価を実施することができる制度に改善するなど不断の見直しを行っています。今後も、教員には、評価基準を明確にするため、ルーブリックの活用を促していくとともに、学生には、シラバス、ルーブリックを活用しながら授業に取り組むよう引き続き周知していきます。
なお、海外留学におけるGPAの活用については、派遣の選考を、GPAのみで決定しているわけではなく、GPAは、あくまで選考の一要素として活用しています。例えば、本学の大学間交換留学プログラムでは、GPAを含めた書類選考だけではなく、面接による選考も行っております。

【学務部学務企画課】

○山川賞について

山川賞は、九州大学教育憲章が指向する人間性、社会性、国際性、専門性について優れた志を持ち、学業に優れ、将来、社会の様々な分野で指導的な役割を果たし広く世界で活躍することを目指す、次代を担う若者を育てることを目的としており、他の奨学金制度とは異なり、経済支援を目的としたものではありません。
山川賞とは別に、学生の経済支援の充実については、最近では、博士後期課程奨学金制度を見直し、大学院研究支援奨学金を新設するなど、日々検討を行っています。

また、民間奨学財団が実施する奨学金についても本学の以下WEBサイトにて日々情報を更新して案内していますので、ご利用ください。

(主に日本人学生向け)
http://gakumubu.jimu.kyushu-u.ac.jp/scholarship/other-scholarship-new/
(主に留学生向け)
https://www.isc.kyushu-u.ac.jp/intlweb/scholarship/view/list.php

【学務部キャリア・奨学支援課】