Q826

[施設・設備][保護者]

九大に息子を通わせている親です。
バスが減便となり、さらに運賃は値上げ、それでも対面授業のために大学に通っている息子が心配です。
遊び歩いているわけでもなく、しかし授業に出席しなければ学ぶこともできず、かつ成績にも影響するため毎日山手線のような過密な交通機関を利用しています。

私立の大学では去年の時点でリモートでの授業環境が整備されていると聞きます。
それはお金があるからではなく、zoomやteamsを使うだけなのになぜ九大では環境の整備をしていただけていないのでしょうか。

息子自身も不安だけれども成績のために出席しなければと通っています。
ほんとうに勉学を目指して進学しているのにあまりにもお粗末な環境ではないでしょうか。
九大から昭和バスに対して補助金を出し、減便ではなく過密にならないようにむしろ増便をお願いすることもできないのでしょうか。
状況に即した迅速な判断を願います。

A826

 貴重なご意見をいただきありがとうございます。
 本学においても、昨年度については、新型コロナウイルス感染拡大の観点から、春学期・夏学期の授業については、原則、遠隔授業とし、秋学期・冬学期については、感染防止に万全の対策を施したうえで、部分的に対面授業を再開したところです。
 今年度の授業については、教員と学生を中心とする各構成員がキャンパスにおいて日常的に教育研究活動を共に実施してきた大学であるという原点に立ち、令和3年度以降、新型コロナを含む様々な感染症対応を前提に、段階的な対面授業の再開を進めることといたしました。
 本学としては、オンライン授業の長期化の弊害として指摘されている学生の孤立を防ぐことも考慮の上、できるだけ対面授業を実施する方針で臨んでおり、感染防止を徹底することで感染リスクを低減した形で対面授業が実施できると考えております。また、現在のところ、授業を通じての感染は確認されておりません。
 しかしながら、最近の福岡県内の感染拡大状況を鑑みますと、今後、期間を定めて対面授業全体を休講または遠隔授業へ切り替えることも検討しております。
 学生の皆様、保護者の皆様には、ご不便とご心配をおかけしておりますが、今後も、感染拡大の状況を踏まえ、いただきましたご意見も参考にしながら、よりよい教育環境を推進できるよう努めてまいりますので、ご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
【学務部学務企画課】

ご意見ありがとうございます。
バスのダイヤについては、新型コロナウイルス感染症の影響等により、昨年10月及び本年4月にダイヤ改正が行われています。
本学では、ダイヤ改正が行われる場合は、学内で新ダイヤによるバス停での乗客の積み残し及びバス車内の「密」の状況をシミュレーションし、必要な輸送力(便数)が確保されていると確認しておりますが、状況に応じて、速やかに臨時便や増便、ダイヤの見直しを講じて頂くようにバス会社に対し要望書を提出しております。
また、利用状況を確認するために、定期的にバス停(博多駅、天神、九大学研都市駅)での状況調査を行っております。調査した結果については、バス会社へ随時報告しております。
本学においては、今後も随時利用状況調査を行い、バス会社へ報告、また、支障がある場合には改善要請を行っていく所存でございます。ご理解・ご協力の程お願いいたします。
【総務部地域連携課】